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インターフェイスデザインは、ソフトウェアが正しく機能するために必要なもの

Umi Ebisujima

CDO / Designer

経歴を教えて下さい

仙台の東北電子専門学校のメディアデザイン科Webデザインコースに2年通い、就職のタイミングで上京しました。最初の会社は受託Web制作を中心に行っている株式会社ワンゴジュウゴにWebデザイナーとしてWebデザイン・バナー制作・CMS構築・コーディングなどを行っていました。2年半ワンゴジュウゴ社で働いた後、3年間株式会社カカクコムの価格.com事業部でUIデザイナーとして価格.comの家電・カメラなどのカテゴリ内のUI改善やLP制作などを行いました。その後ラグナロク株式会社のCEOのteccoさんと知り合ったことをきっかけにフリーランスのUIデザイナーになり、2022年にラグナロク社のCDO(最高デザイン責任者)に就任しました。

ラグナロクではどんなことをしていますか?

業務内容としては、チャットアプリのOffcha(オフチャ)やフォトコンテストアプリのCamecon(カメコン)のデザインを中心に、社外では大手ベンチャー企業のインターフェイス改善やDX(デジタルトランスフォーメーション)プロジェクト、デザインシステムの構築などに関わっています。また、ラグナロク社のCDOとしてデザインレビューやQA(品質保証)などの業務もしています。

他には、ラグナロク社では週一回持ち回りの勉強会が設けられています。この勉強会で定期的にデザインやビジネスに関わることなどフリーなテーマでアウトプットしています。

仕事の姿勢として大事にしていることは?

私が大切にするマインドセットがいくつかあります。

1つ目は、ポートフォリオに載せて恥ずかしくない仕事をすることです。そう考えることで中途半端な仕事はできないのでポートフォリオの質が上がり、1つの案件で終わらずに次の仕事獲得やキャリア形成に繋がり資産になります。

2つ目は、本を読むことです。知識は基礎、応用、発展といったピラミッド型になっていると捉えられることがありますが、実際にはX軸とY軸だけではなくZ軸があり、点になって複雑に絡み合っていると感じます。無関係に見える異なる分野でも意外な共通点を見つけることができ、双方の理解が深まることもあります。本をたくさん読むよりは気に入った本を繰り返し読んで身につけた方が良いですが、気になった本は買って手元に置いて読むハードルを下げておきます。気に入った本があれば電子版と物理本どちらも購入するのがおすすめです。本を読む上で気をつけていることは、活字が多い本も少ない本も同じぐらい読むようにしてバランスを保つことです。抽象と具象はどちらか一方が大切なのではなくどちらも大切だと考えています。

3つ目は、シンプルに作ることです。インターフェイスデザインは、ソフトウェアが正しく機能するために必要なものです。シンプルにすることでわかりやすく、使いやすいものにすることができます。

4つ目は、無理をしないことです。心身がつらいときに休むというのは当たり前に思えるかもしれませんが意外と難しいです。健康的な生活を送るための時間は意識して取るようにしています。

ラグナロク社に興味がある方へのメッセージ

ラグナロク社に興味を持っていただきありがとうございます。ラグナロク社ではお互いのミスマッチを防ぐために次の環境を推奨しています。

まず、全員がフリーランスまたは副業という環境です。お互いのことを知って納得した上で働ける環境になっています。私もフリーランスデザイナーという立場で社外CDOを務めています。

そしてラグナロク社ではフルコミット非推奨しています。ほとんどの人が週2-3日稼働で、残りの日数はラグナロク社ではない仕事、もしくは自社アプリ制作や個人開発をしています。フルコミットじゃないので自由な時間の使い方をできたり、複数プロジェクトに関われるので知識の偏りを防ぐことができます。

少しでも興味ある方は気軽にオフィスに遊びに来ていただけると嬉しいです。メンバー一同お待ちしております!

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